
イエベ・ブルベを知ったはずなのに、なぜ迷いは減らないのか
パーソナルカラーについて調べたことがある方なら、「イエベ」「ブルベ」という言葉を一度は目にしたことがあると思います。今では雑誌やSNS、店頭の接客でも当たり前のように使われる言葉になりました。
「自分はイエベだからこの色」「ブルベだからこの色は避ける」。 そうやって一度は納得したはずなのに、いざ服を選ぶ場面になると、なぜか迷いが消えない。むしろ以前より気になることが増えた、という方も少なくありません。この違和感は、イエベ・ブルベという考え方が間違っているからではありません。問題は、その使い方にあります。
イエベ・ブルベは「答え」ではなく「入口」
イエベ・ブルベは、本来とてもシンプルな分類です。肌や血色、雰囲気の傾向を大きく二つに分け、色の方向性を掴みやすくするための入口にすぎません。
ところが実際には、この入口が「最終回答」のように扱われてしまうことが多くあります。イエベだからこの色が正解、ブルベだからこの色は不正解。そう考え始めた瞬間から、色選びは一気に窮屈になります。色の分類は、判断を楽にするためのものです。判断を縛るためのものではありません。
「知識が増えるほど迷う」現象が起きる理由
イエベ・ブルベを知ったあとに迷いが増える人には、共通した状態があります。それは、「知識が増えたのに、判断軸が整理されていない」状態です。
例えば、
・イエベだけど、この色は着たい
・ブルベだけど、店員さんに勧められた
・診断ではOKだけど、鏡を見るとしっくりこない
こうした場面で、「どちらを優先すればいいのか」が分からなくなります。結果として、色選びが以前よりも難しく感じられるようになります。これは、イエベ・ブルベが悪いのではなく、「色だけで決めようとしている」ことが原因です。
イエベ・ブルベが独り歩きすると起きること
イエベ・ブルベという言葉が独り歩きすると、色選びが極端になりやすくなります。使える色と使えない色を線引きしすぎてしまい、「着られる色が少ない」と感じてしまうのです。
その結果、
・無難な色ばかり選ぶ
・色を試すのが怖くなる
・服選びが楽しくなくなる
といった状態に陥ります。本来、色は外見を助ける要素であるはずなのに、逆に足を引っ張る存在になってしまいます。
イエベ・ブルベは「傾向」であって「制限」ではない
ここで大切なのは、イエベ・ブルベはあくまで傾向だということです。絶対的なルールでも、境界線でもありません。人の外見は、肌の色だけで決まりません。骨格、顔立ち、雰囲気、年齢、ライフスタイル。これらが重なり合って、初めて「似合う」「落ち着く」という感覚が生まれます。
イエベ・ブルベは、その中の一要素にすぎません。それをすべての判断基準にしてしまうと、どこかで必ず無理が生じます。
「似合うはずなのに違和感がある」正体
イエベ・ブルベを基準に選んだのに、違和感が残る。この経験がある方は少なくないと思います。その正体は、「理論上の似合う」と「本人が感じる納得感」のズレです。理論上は合っていても、着たときに落ち着かない色は、日常では使いにくくなります。結果として、クローゼットに眠る服が増え、「分かっているのに使えない」という状態になります。
おしゃれが安定している人ほど、「理論」よりも「違和感の有無」を大切にしています。
イエベ・ブルベを正しく使っている人の考え方
イエベ・ブルベを上手に使っている人は、この分類を「判断の補助」として使っています。迷ったときに方向性を確認するためのものとして、軽く参照しているのです。絶対視しないからこそ、柔軟に使えます。結果として、色に振り回されず、自分の外見全体を安定させることができます。
パーソナルカラー診断の本当の役割
パーソナルカラー診断の役割は、「あなたはイエベです」「あなたはブルベです」と決めることではありません。その先で、「どう使えば楽になるか」を一緒に整理することにあります。
色の選択肢を増やすためではなく、迷いを減らすために使う。その視点に立ったとき、イエベ・ブルベという言葉は、初めて役に立つようになります。
まとめ|イエベ・ブルベは使い方で価値が変わる
「イエベ・ブルベを知ってもおしゃれにならない」と感じるのは、あなただけではありません。それは、分類そのものではなく、使い方が整理されていないだけです。
イエベ・ブルベは、外見を縛る言葉ではありません。迷いを減らすための、ひとつの目安です。その位置づけを取り戻すことで、色選びはもっと穏やかになります。
カラークチュール東京からのご案内
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今のあなたにとって、
・どこまでを安心して選べるのか。
・どこを無理に守らなくていいのか。
その整理を通して 色選びを「考えすぎない状態」へ導いていきます。イエベ・ブルベに振り回されない服選びを 一緒に整えていきましょう。ぜひ一度、カラークチュール東京までご相談ください。





