
はじめに:今がいちばん輝ける季節なのに、なぜか「きつく」見えてしまう
街がモノトーンや深い色に染まるこれからの季節は、ブルベ冬(ウィンター)の方にとって、一年でいちばん輝けるシーズンです。黒のコートも、ワインレッドのニットも、ブルベ冬の方なら自然に着こなせます。
その一方で、似合うはずの黒や鮮やかな色を着たのに「怖そう」「近寄りがたい」と言われた。写真を見返したら、顔の印象がきつく見えた。そんな経験はありませんか。
ブルベ冬のきつさは、色選びが間違っているから起きるわけではありません。原因は、色の強さを全身で重ねすぎていることです。色の配置と素材を少し変えるだけで、その強さは上品な華やかさに変わります。
第1章:ブルベ冬に似合う色の正体は「青み」と「コントラスト」
ブルベ冬に似合うのは、青みがあり、はっきりとした色です。
ブルベ冬(ウィンタータイプ)とは、パーソナルカラーの4つのタイプのうち、青みのある鮮やかな色や濃い色、白と黒のようなメリハリのある配色が似合うタイプのことです。代表的な色は、次の4つのグループに分けられます。
- 白・黒・グレー:純白、黒、チャコールグレー
- 鮮やかな色:ロイヤルブルー、マゼンタ、トゥルーレッド、エメラルドグリーン
- 深い色:ネイビー、ワインレッド、ディープパープル
- アイシーカラー:アイスブルー、アイスピンク、アイスラベンダー(白にほんの少し色を混ぜたような淡い色)
同じ赤でも、オレンジ寄りの赤より、青みのある赤のほうが顔色はすっきり見えます。色の名前を覚えるより、「青みがあるか」「はっきりしているか」の2つで判断すると、お店でも迷いません。
黄みと深みが似合うタイプの色選びは、同じシリーズのイエベ秋に似合う色と服にまとめています。
第2章:ブルベ冬が「きつく見える」3つの原因
きつく見えるのは、色・素材・顔まわりのどこかで強さが重なっているからです。
原因1:全身をはっきりした色や黒で固めている
黒のニットに黒のパンツ、さらに黒のコート。どれも似合う色でも、全身を強い色でそろえると威圧感が出てしまいます。鮮やかな色同士を組み合わせたときも同じです。
一か所をアイシーカラーやグレーに替えるだけで、抜け感が生まれます。黒のコートの下にアイスブルーのニットを合わせると、きりっとした印象はそのままに、やわらかさが加わります。
原因2:硬い素材ばかりを選んでいる
似合う色でも、ハリの強い素材やかっちりした素材ばかりだと、冷たい印象になりがちです。
とろみのあるブラウスや、なめらかなハイゲージニットなど、体に沿ってやわらかく落ちる素材を一点入れてみてください。
原因3:顔まわりの色とメイクが強すぎる
濃い色のトップスに、濃いリップと強いアイメイクを重ねると、顔の印象がきつくなります。
服が強い色の日は、メイクを少し引き算しましょう。メイクをしっかりしたい日は、顔まわりに白やアイシーカラーを置くとバランスがとれます。
第3章:服選びで押さえたい「素材と質感」
ブルベ冬は、なめらかでつやのある素材が得意です。
シルクやサテン、ハイゲージニット、目の詰まったなめらかなウール、レザーなどは、ブルベ冬の肌の透明感を引き立てます。ざっくりしたツイードやリネンなど、表面がざらっとした素材はぼんやりした印象になりやすいため、使うなら面積を小さくしてください。
柄を選ぶなら、はっきりしたストライプやドット、モノトーンの幾何学柄がおすすめです。ぼかしたような柄より、輪郭のくっきりした柄のほうがブルベ冬らしさが出ます。
第4章:白と黒はどう扱えばよいか
白と黒はブルベ冬の強みで、使い方しだいで「きつさ」にも「洗練」にもなります。
白は、オフホワイトやアイボリーより、青みのある純白が似合います。白のシャツやニットを顔まわりに置くと、レフ板のように顔色が明るく見えます。
黒は、使う面積を決めて取り入れましょう。全身を黒でまとめる日は、首元に白のインナーをのぞかせたり、シルバーのアクセサリーを足したりすると、顔まわりが重くなりません。
白と黒を組み合わせるときは、半分ずつにせず、どちらかを多めにすると、コントラストが強すぎずに上品にまとまります。
第5章:小物とアクセサリーで最後を締める
小物は「光沢」と「青み」でそろえると、全身がまとまります。
アクセサリーは、シルバーやプラチナ、ホワイトゴールドがおすすめです。石を選ぶなら、ダイヤモンドやサファイアなど、透明感のあるものが似合います。
バッグや靴は、エナメルやスムースレザーなど、つやのある素材を選びましょう。色は黒やネイビー、チャコールグレーがなじみます。
小物で鮮やかな色を足すのも、ブルベ冬らしい楽しみ方です。黒のコーディネートに、マゼンタのバッグやロイヤルブルーのストールを一点入れると、顔まわりがぱっと華やぎます。
男性のブルベ冬の方のスーツや小物選びは、西新宿の摩天楼に放つ「ブルベ冬」のカリスマでご紹介しています。
まとめ:似合う色の「強さ」を「品のよさ」に変える
ブルベ冬の方は、青みとコントラストという、ほかのタイプにはない強みを持っています。強さを重ねすぎず、配置と素材で整えれば、この冬はもっと自分らしく装えます。
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いちばん輝ける季節に、きつく見えない「似合う黒」と「似合う色」を一緒に見つけてみませんか。お気軽にご相談ください。ください。




