
友人や家族、親族、会社の上司や部下。結婚式に招かれる機会は意外と多く、ウェディングドレスよりゲストドレスを着る回数のほうが多いという方がほとんどではないでしょうか。
初めてのお呼ばれはもちろん、何度目かのお呼ばれでも迷ってしまうのが、ドレスの色選びです。
マナーで避ける色を外したうえで、パーソナルカラーで顔映りのよい色を選ぶと失敗しにくくなります。
結婚式お呼ばれの色選びは「マナー」と「似合う色」の重なりで決める
ゲストドレスの色は、①マナー②似合う色③素材とデザインの順に考えると迷いません。
パーソナルカラーとは、肌や瞳、髪の色と調和して顔色をきれいに見せてくれる色のグループのことです。大きくスプリング(イエベ春)、サマー(ブルベ夏)、オータム(イエベ秋)、ウィンター(ブルベ冬)の4つのタイプに分けられます。
結婚式は、集合写真やスナップ写真など、たくさんの写真に残る場です。似合う色を着ていると肌に透明感が出て、写真でも顔色が明るく見えます。似合わない色だと、くすみや影が目立ちやすくなります。マナーを守ったうえで、その中から自分に似合う色を選びましょう。
パーソナルカラー診断で何がわかるのかは、パーソナルカラー診断とは? 人生が輝き出す「本当に似合う色」の見つけ方で詳しくお伝えしています。
まず押さえたい、ゲストが避けたい色
ゲストドレスは、白と、白に見えやすい色を避けるのが基本です。
- 白・アイボリー・クリーム:花嫁だけの色なので、ゲストは選びません。
- 淡いベージュ・薄いピンク・シルバーグレー:会場の照明やカメラのフラッシュで、白っぽく写ることがあります。着るときは、色の濃い羽織や小物を合わせて白に見えないようにしましょう。
- 黒一色:黒のドレスそのものはマナー違反ではありませんが、全身を黒でまとめると喪服のような印象になります。
- 強い原色・大きな柄・アニマル柄:主役の新婦より目立つ装いや、殺生を連想させる柄は避けます。
似合う色に淡い色が多いタイプの方ほど、白っぽく見えないかを意識して選んでください。花嫁側の色選びは、ブライダルのパーソナルカラー診断とは?にまとめています。
パーソナルカラー4タイプ別、お呼ばれドレスのおすすめの色
同じピンクやネイビーでも、似合う明るさや鮮やかさはタイプによって違います。
| タイプ | おすすめの色 | 注意したい色 | 合わせたい小物の色 |
|---|---|---|---|
| スプリング(イエベ春) | コーラルピンク、ピーチ、明るいターコイズ | ベージュに近い淡色、くすんだ暗い色 | ゴールド、キャメル |
| サマー(ブルベ夏) | ローズピンク、ラベンダー、スモーキーブルー | 白に近いパステル、黄みの強いオレンジ | シルバー、ライトグレー |
| オータム(イエベ秋) | テラコッタ、マスタード、オリーブ、ボルドーブラウン | 青みの強いパステル | ゴールド、ブラウン |
| ウィンター(ブルベ冬) | ロイヤルブルー、ワインレッド、エメラルド | 黒一色、黄みのあるくすんだ色 | シルバー、ブラック |
スプリング(イエベ春)
スプリングの方は、明るく澄んだ色が得意です。コーラルピンクやピーチのドレスは、肌に血色感を足してくれます。淡い色も似合いますが、ベージュに近い淡色は白っぽく写りやすいので、明るさと鮮やかさのある中間色を選ぶと安心です。
サマー(ブルベ夏)
サマーの方は、やわらかく青みのある色が得意で、ローズピンクやラベンダー・スモーキーブルーが上品にまとまります。パステルがよく似合うタイプですが、薄すぎる色は写真で白に近く見えます。ドレスは少し濃さのある色にして、淡い色はショールで取り入れてください。
オータム(イエベ秋)
オータムの方は、深みのある落ち着いた色が得意です。テラコッタやボルドーブラウン・深いグリーンは、秋冬の結婚式の雰囲気にもよく合います。地味に見えるのが心配なときは、光沢のある素材を選ぶと華やかさが出ます。普段の服の色選びは、イエベ秋に似合う色と服も参考にしてください。
ウィンター(ブルベ冬)
ウィンターの方は、はっきりした鮮やかな色や、深く濃い色が得意です。ロイヤルブルーやワインレッド・エメラルドのドレスは、顔立ちをくっきり見せてくれます。黒もよく似合うタイプなので、結婚式ではドレスかボレロのどちらかに色を入れて、黒一色にならないようにしてください。
色が決まったら、素材とデザインで仕上げる
結婚式らしい華やかさは、色に加えて素材の光沢や落ち感で出せます。
サテンやシフォン・レースなど、光沢やドレープのある素材を選びましょう。ニットやコットン・デニムはカジュアルに見えるため、結婚式には向きません。肩を出すデザインのときは、ボレロやショールを合わせます。羽織も顔の近くにくるので、自分のタイプに合う色から選んでください。
どんな形のドレスが似合うかは、骨格タイプによって変わります。
形の選び方は、次の記事でご紹介します。
似合う色のドレスが手元にないときの工夫
顔のそばに似合う色を置けば、手持ちのドレスでも顔映りは変えられます。
今あるドレスが似合う色でなくても、買い直す必要はありません。
ショールやボレロ・ストールなど、顔に近い羽織を似合う色にしてみてください。ネックレスやイヤリングは、スプリングとオータムの方はゴールド、サマーとウィンターの方はシルバーを目安に選びます。リップとチークをタイプに合う色にするだけでも、顔色が明るく見えます。
よくある質問
黒のドレスで結婚式に出席してもいいですか?
黒のドレスそのものはマナー違反ではありません。全身が黒にならないよう、明るい色のボレロやバッグ、華やかなアクセサリーを合わせてください。ウィンターの方は黒が似合うので、小物で色を足すと上品にまとまります。
自分のパーソナルカラーがわからないときは、どの色を選べばいいですか?
白っぽく見えない中くらいの明るさの色を選び、顔まわりはアクセサリーやリップで調整する方法があります。自分のタイプを確実に知りたい場合は、プロの診断を受けるとお店で候補をすぐに絞れます。
秋冬の結婚式では、どんな色を選べばいいですか?
深みのある色が季節に合います。スプリングの方はキャメルやコーラルレッド、サマーの方はローズやグレイッシュネイビー、オータムの方はボルドーブラウンや深いグリーン、ウィンターの方はワインレッドやロイヤルブルーがおすすめです。ベルベットなど、秋冬らしい素材も取り入れやすい季節です。
まとめ
ゲストドレスは、マナーで外す色を先に決めてしまえば、あとは似合う色の中から好きな一着を選ぶだけです。
カラークチュールのパーソナルカラーコース(税込14,800円・約70分)では、あなたに似合う色を一緒に確かめます。
診断結果をもとに実際の服選びまで相談したい方には、トータルファッション実践コース(税込49,000円・約200分、移動時間を除く)もご用意しています。
写真に残っても安心な一着を、一緒に見つけてみませんか。お気軽にご相談ください。




